日本建築塗装職人の会って何?

日本建築塗装職人の会とは
日本建築塗装職人の会の基本理念
理念地域に根付く職人仕事と日本の心を守る

ビジョン
建築業界の健全発展を実現する
行動指針施工力、受注力、そして地域社会との融合

塗装店経営における考え方
◎お客様第一主義を貫くこと
◎利益と理念を両立させる経営を実現すること
◎オンリーワンブランディングを実現すること

日本建築塗装職人の会は「塗装工事技術を通してお客様に幸せを届けよう」と、真摯に経営に打ち込んでいる全国組織です。

原理原則に沿った企業活動とは、もし私たちがケーキ屋さんだとしたら、「おいしいケーキを作ること」が第一優先事項であり、そのおいしいケーキを食べて喜んでいただくお客様を、毎年、毎年、増やすことが社会にとって必要なことであり、企業はそのような方向に成長を実現していくことが使命であると考えることです。

ところが、価格競争や受注競争の波間に埋もれてしまうといかに広告宣伝をしていくのかが重要であると勘違いをしてきてしまうものなのです。

原理原則に沿った企業活動のために、本来私たちが真っ先に行わなければならないことは、何より技術者の育成です。ここから目を背けることはできません。

一時的なことであれば、外国人の方でも作業は可能です。ところが、多数の工事経験により蓄積された技術こそが、私たち工事店の殻であるため、数年で自国へ帰ってしまう外国人ばかりを雇用していては、私たちのお店に技術が蓄積しない物です。それは日本のの国際競争力の低下に、さらに拍車をかけるものとなってしまいます。

そこで日本建築塗装職人の会では、日本人の技術者をしっかりと育成しようと心がけております。人間を育成するということは、私たち自身も単なる技術者というだけではなく、教育者としての姿勢も心がけてゆかなければならないものと考えております。

今は昔と違い、若い方々を技術者として育成すること困難も伴うこともありますが、それでもあきらめず、建築業界の未来のため、日本の未来のためであるのだ、という高い志と情熱をもって努力をすることが21世紀の工事店経営には必要です。

そのように日本建築塗装職人の会は考えております。

事態は変わり、今はインターネット社会ではありますが、インターネットが普及するからといっても、この「経営の本質」や「物事の本質」が変わることはありません。お客様はいつの事態でも、おいしいケーキを求めるように、お客様が心の底で求めておられる本物の塗装をし、魅力的な塗装工事や、いつでも安心して相談できる地元の職人専門店をこれからも提供し続けることが、日本建築塗装職人の会の使命なのです。

出典:株式会社ザメディアジョン「外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2 WALL&ROOF REFORM」