足場系リフォーム 足場をかけたら徹底活用

足場系リフォーム 足場をかけたら徹底活用

“消え物”代を節約するため、足場から身の工事はできるだけまとめて行うことが大切。屋根や外壁以外にも、足場が必要になる工事があるので確認しておこう

 

足場が必要なリフォーム

〇外壁のヌリカエ。サイディング工事

〇屋根の履き替え・塗り替え

(緩勾配の屋根は不要)

〇雨樋交換

〇破風や軒天の工事

〇太陽光発電システムの取り付け

〇高所の窓、雨戸の交換・取付

〇高所の庇、霧除け工事

〇そのほか、高所の外壁を補修する工事が絡むもの

 

POINT

屋根塗装の流れ

屋根と祥も下地処理の良しあしで品質が決まる。塗装が剥げないよう、また、塗料本来の機能を十分に発揮させれ鵜にも、下記のように下地処理を着実に行うリフォーム会社を選びたい。

 

  • 足場仮説・養生

安全に作業ができるようにしっかりとした足場を組み、塗料が周囲に飛散しないよう、周りに飛散防止のためのネット貼りを実施。

  • 高圧洗浄

屋根の付着したカビやコケ、ほこりなどを高圧洗浄で洗い流す。通常は60~100kg/㎠の圧力だが、傷み具合などによって調整。

  • 下地補修

欠損部分やヒビ割れを補修。塗膜の脆弱部やさびを落とす「ケレン」という作業を慎重に行うことで、屋根塗装工事の品質を向上。

  • 下塗り

下地と上塗り剤の密着力を高める役割を果たす専用の下塗り材「シーラー」を塗る。劣化した屋根材に浸透し、既存屋根材を強化

  • 中塗り

上塗り剤は1度で塗るよりも2度分けて塗る方が綺麗に仕上がるため、下塗り後に再度塗料を塗布

  • 上塗り

上塗り剤を塗る。これで劣化した既存の屋根材をしっかりと強化し、長持ちさせる。中塗りと上塗りは基本的に同じ材料を使用。

  • 縁切り

スレートなどの場合、雨水が屋根の隙間にたまるのを防ぐため屋根材同士の間にカッターで切れ目を入れる

➇足場解体

塗料飛散補防止のネットを取り外し、足場を解体。

出典:株式会社ザメディアジョン「外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2 WALL&ROOF REFORM」