現場調査の結果が詳しくわかる 診断結果報告書で家の状態を確認する
現場調査の結果が詳しくわかる 診断結果報告書で家の状態を確認する
現場調査の結果を踏まえて作成される「診断結果報告書」を見ると、家がどういう状態化が良くわかる。リフォーム会社のアドバイスなどもリフォームプランの参考にしよう。
仮設足場の確認
外装リフォームでは、工事を進めるにあたりアバを組む必要がある。同足場を組むのか、それによってどんな影響があるのか等、事前に状況がわかっていれば近隣へのあいさつなど準備もスムーズだ。
下地状況の確認
長期間雨や風にさらされてきた外壁には、様々な汚れや傷みが生じるもの。一件しただけではなかなかいづけないが、プロの目でチェックすると見えるものもある。「診断結果報告書」の内容を一つ一つ見ながら、家の状態をきちんと把握していこう。
総合評価
診断結果の内容をもとに、どのような外装リフォームを行えばよいかを考えていく。早急に対応が必要な個所、またそうでない箇所についてもどのタイミングで手入れをするのかなど、長期的なプランニングをする必要がある。
見積りの書き方でリフォーム会社の良しあしがわかる
見積り書の内容をしっかりチェックする
リフォームプランを相談するのと、内容に応じて「見積書」が提案される。リフォーム会syによって書式は異なるが、見積書の内容から会社の良しあしを見極めるポイントがある。見方を把握して信頼できる会社選びに役立てよう。
仮設工事
工事費用の中に足場の設置費用などが含まれず、後日法外な追加料金を請求されるトラブルが起こることもある、きちんと記載があるのかどうかを確認しよう
塗料・機材の商品名
商品名が具体的に記載されていない場合は確認しよう
数値
平米数、金額が明確に記載されているかをチェックしよう
付帯部
工事後のトラブル回避のためにも付帯部の費用が見積もりに含まれているかどうかを確認しよう
見積り検討の心得3ヶ条
1. 見積書の内容は細かく確認!
上記のポイント通り商品名や数量、金額などが詳しく記載されているかを確認しよう。
2. 不明な点はどんどん質問!
リフォーム会社は経験豊富なプロフェッショナル。疑問点は遠慮しないで質問を。納得したうえで話を進めることが大事だ。
3. きちんと書類で残す!
どれほど信頼できる営業マンであっても、口約束はトラブルのものになる。見積り内容も口頭説明だけで終わることのないよう、気を付けよう。
頭に描いたイメージを整理しながら決めていこう
理想の外装カラーを見つけるステップ
外装リフォームをプランする中で、誰もが迷うのが「どんな色にするのか」だ。
短期間に何度も塗り変えるものでないだけに、あとで効果の残らない色を選びたい。
イメージを膨らませるには街を歩いて具体的に見て回る
「自分がどんな家にしたいか」というイメージを膨らませるヒントを集めるために、リフォーム会社に辞令の写真集を見せてもらうことも一つの手だが、その他の手段として町を散策してみるのもおすすめ。実際に人が暮らしている家を見て回ると、「どんな色が好みなのか」「どんな家にしたいのか」を改めて知るきっかけになる。
周辺環境をよく観察
周りに立つ家のことも考えて色を決めよう
家のイメージが見えてきたら具体的なデザインを考える
色の大まかなイメージが決まったら今度はデザイン。1階と2階の色を分けた2トーンとすべて同じ色で統一する1トーンのどちらにするのか、また、雰囲気はキュート、モダン、スタイリッシュにするのかなど、大まかなデザインのイメージを固めていく。長年住み続けることを考慮して汚れが目立ちにくい色を選んでおくこともポイントだ。
イメージを固めよう
色や大まかなイメージを家族で決めよう
3Dシミュレーションを使ってイメージを具体化する
自宅の写真に希望するカラーを合わせ、イメージに近い模擬写真を作ることができる「3Dシミュレーション」。施工後の雰囲気をパソコン上で事前に比較検討でき、急な変更内容にも対応できる優れモノ。2パターン等、様々なパターンでのシミュレーションが可能だ。しかし、色彩の微妙な差異を正確に表現することはできないので、注意が必要。
大きめサイズの色見本は実際の家の外壁でチェック
大きめサイズの色見本を実際の家の壁に重ね合わせて、全体がその色になった場合の雰囲気を確認する。その際屋外でチェックすることが大切。家の周辺環境にも配慮が必要だ。また、司法で光のアタリ加減が違う場合は四面ともチェック。細かいくぼみなどにも色見本を当てて、色の変化を見ておくと安心できる。色は光の当たり具合で変化することも頭に入れよう。
実物大で色を見よう
艶の具合や質感も確認できるので、仕上がりイメージを把握できる。
ポイントを押さえて失敗回避!
失敗しない色選びのコツ
実現したいイメージが固まったら、本当にその色でよいかを検証することも大事。色を決める前に考慮したい“失敗しないコツ”を紹介しておこう。
変えられない部位との相性や、近隣住宅との調和に考慮
外装の色選びでは、レンガの赤やサッシ枠の白、外溝など、色が変更できない部分との相性に配慮kする必要がある。屋根の塗装をしない場合も同様。既存の屋根と外壁の色の調和も考えておこう。また、近隣住宅の色との調和も忘れてはいけない重要なポイント。鮮やかな色を検討する場合は特に配慮が必要だ。
元のまま色が変わらない部分
〇アルミサッシ・アルミ雨戸・雨戸レール
〇アルミ面格子・手すり・花台
〇屋根・雨どい
〇玄関ドア・玄関周りのタイルなど
〇近隣の家
再度の高いカラーは色あせしやすいデメリットも
家に個性を求める人も多い時代。再度の高い色(鮮やか・ビビット色)を検討する人も多いのではないだろうか。再度の高い色は、華やかな雰囲気を演出する反面、色あせしやすいのがデメリット。長期にわたって色あせを防止したい場合は、再度の低い色を塗装したほうが安心だ。
□高彩度のデメリット
〇周囲の環境になじまず、騒色になる
〇高級感を得られにくいことが多い
□低彩度のメリット
〇周囲の環境になじみ、やさしい雰囲気に
〇上品で落ち着いた雰囲気が得られる
純白はオフホワイト系、漆黒はグレー系で汚れの目立ちを緩和
ほんの少し汚れが付いただけでも目立ってしまうのが、純白や漆黒の壁。準パkぅの場合、少しメイドを抑えた白系の塗料を使用するのがポイント。また漆黒の場合は少し白みがかった黒系を選択すると汚れの目立ちが緩和される。個人差もあるので、気になる方は専門家に聞いてみよう。
純白と漆黒には注意
純白→純白より少し黄色味が買った色がいい
漆黒→漆黒より少し城が混じった色がいい
外壁の種類や艶の有り無し
凹凸で色の見え方が変化
色は外壁の種類やツヤ、凹凸などの影響で見え方が異なるもの。艶消し塗料は艶のある塗料に比べて、少し白っぽい仕上がりになる、またスタッコ長やサイディングの模様になる陰の影響で、色が濃く感じられることもある。実際に塗料を家に塗ってもらい、確かめてみるのも一つの手だ。
自分の家を触ってチェック
凹凸や模様のある壁田は、色の見え方が違ってくるので注意
お化粧 | 外壁塗装 | |
準備 | ドレッサー
まずは必要なものを、整理しながらしっかり準備 |
養生
安全確保のため、まずは足場を組む。洗浄水や塗料の飛散防止のため、メッシュネット等で覆う |
洗浄 | 洗顔
石鹸で汚れを浮かし、きれいな水で洗い流す |
バイオ高圧洗浄
汚れを洗い流す。大切な下地処理の一部でここが不十分だと油膜の塗り替え後、剥がれなどの原因に |
下地処理 | 化粧水
皮膚を保湿して肌の調子を整える |
下地補修
ひび割れたシーリング処理や剥がれた塗料の除去、サビ止めの塗布などを行い、下地を調整 |
塗装 | 保湿クリーム
肌と化粧品が密着するように肌の表面を滑らかに |
下塗り
素材と塗料の密着性をよくするために行う作業。本塗装の発色も良くする |
塗装 | 化粧下地
ベースになる色味を整った肌に塗っていく |
中塗り
下塗りと上塗りの間に行う工程。平滑な下地を作ったり上塗り材の補強が目的 |
塗装 | ファンデーション
一番人目に触れる部分。仕上げは丁寧に |
仕上げ塗り
中塗りと同じものを塗り、塗ムラをなくし、厚みをつけることで機能性を高める。上塗り2度塗りで耐久性を確保 |
付帯部の塗装 | 口紅・アイメイク
印章が変わるポイント。急いでいるとおろそかに |
付帯部分
外壁、屋根以外の雨樋や通気口、鼻隠し、破風など付帯部の施工も忘れずに |
確認 | 鏡チェック
村がないか、きれいに仕上がったかをチェック |
点検・養生買いたい
仕様書と照らし合わせながら、仕上がりを確認。施工不備がないか、思った通りの仕上がりかをチェック |
工事中の心得7ヶ条
①作業時間は8:00~17:00
②お茶出しは特にしなくてよし
③気になることはすべて伝えるべし
④ペットや植栽など大切なものはよけるべし
⑤洗濯物は片づけるべし
⑥後片付けできているかチェックすべし
⑦変更点は口約束でなく、書面で残すべし
工事が始まると塗装職人や板金職人など様々な人が家を出入りする。工事をスムーズに進めてもらうためにも、外回りは整理整頓しておこう。またリフォームには予測できないことが起こることもしばしば。トラブルを回避するためにも、変更があった場合は口頭確認ではなく書面を交わしておくと安心だ。