カバー工法?メンテナンスフリー?オールメタル工法

多くのメリットを持つ金属サイディング

外装リフォームを行う上で最も重要なのが、住まいという大切な「財産」を守り、最適な施工を施すこと。塗装を考える際には、外壁や屋根の下地の傷みの状態を考慮する必要がある。劣化がひどい下地やそもそも塗装に不向きな下地に塗装をしてしまうと、せっかくの塗装も長持ちせず住まいの寿命にも影響が出てくるからだ。そこでオススメなのが、「カバー工法」。既存の外壁・屋根を壊すことなく、新しい外壁材・屋根材を上に重ね張りする手法だ。施工性、デザイン性、それに耐久性が高いことがメリット。
ガイソーでは塗装の提案だけでなく、金属サイディングを使用してカバー工法を行う「オールメタルリフォーム」を推奨している。防水性の確保、さらには紫外線、地震や台風、の揺動、酸性雨、大気汚染から家を守る。

塗装では修繕できない状態をチェック

外壁の場合
〇下地の傷みがひどい外壁
〇0.3mm以上のヒビ割れがある
〇壁から雨りをしている外壁

屋根の場合
〇屋根下地が破損、腐食している屋根
〇数力所から雨漏りがある屋根
〇乗ると割れるくらい劣化している屋根

品質にもランニングコストにも、大きな違いが

一般的なスレート屋根やアクリルやウレタン塗装などは、約10年を経過すると既設の塗装がめくれ、防水性が低下する。それによって反り、割れといったダメージが発生し、住まいの劣化が進むことになる。そのため10年、15年ごとの定期的な塗装・メンテナンスが必要だ。
カバー工法による金属サイディングを施せば、初期費用は塗装の2~3倍はかかるものの、半永久的にメンテナンスフリー。長期にわたって屋根を保護するだけでなく、高い断熱性によって室内が夏涼しく、冬は暖かくなるため、光熱費も軽減される。生涯のランニングコストを考えると、オールメタルリフォームのメリットは大きい。
また既存の壁・屋根の上に重ね張りするため、古い瓦の処分や解体が不要なので廃材処分費用も不要だ。

少ない負担と短い工期が魅力

既存の屋根や外壁に直接サイディングを張っていくカバー工法は、住みながらの施工が可能。騒音が少なく工期が短いのがうれしい特徴。長い間住んでいるとどうしてもできてしまう外壁のヒビ割れにはしっかりコーキング処理。ガイソーでは、住まいの本体のメンテナンスも前にしっかりと行っている。

カバー工法であっても素材が軽量なので、屋根にかかる負担が小さくて済む。現状より屋根が重くなり耐食性に不安があれば施工前に相談してみよう。

高額だからこそ失敗したくない!!会社選びのコツ

塗装か、金属サイディングか違いを知って業者選びは慎重に
外壁のリフォームで代表的な方法は塗装による「塗り替え」と、全属サイディングによる「重ね張り」の2種類。どちらを選るか、どこの業者に依頼をするか悩ましいところだ。外装リフォーム専門店ならそのどちらにも対応しているので、住まいの状態や見栄え、予算に合わせてどちらでも選ぶことができる。

出典:株式会社ザメディアジョン「外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2 WALL&ROOF REFORM」