汚れや傷など気になるところはない? 我が家の外装を丸ごとCHECK!

汚れや傷など気になるところはない? 我が家の外装を丸ごとCHECK!

外装は外壁、屋根だけでなく、雨どいや久などたくさんの部位で構成されている。このページでは、外装リフォームを行うにあたって、知っておくべき部位を図にまとめた。外壁や屋根の気になる部分がないか、下図を参考にチェックしてみよう。

箇所 チェック項目
◎雨戸 防犯・防雨・防風・防火・防音・遮熱など幅広く効果を発揮。種類も豊富なので予算や使用頻度を考慮して選ぶことが大切だ。
◎雨どい 雨の侵入による建物の腐食を防ぐという重要な役割を担う。経年劣化に強い素材で作られているが、メンテナンスは定期的に。
◎外壁 外壁のリフォームは塗り替え、貼り替え、既存外壁に新しい外壁を重ねるカバー工法の3種。住まいに最適な施工方法を吟味しよう。
◎カーポート リフォームの際にカーポートを新設する場合、まずは道路との高低差を確認。状況によっては大掛かりな工事が必要になることもある。
◎コンクリート・基礎・ブロック ブロック塀も中に水が入り込むと劣化が進む。リフォーム時にはブロック内部へ水を浸透させないための防水対策が必要。
◎玄関アプローチ 家の印象を決定づける重要なポイント。新しい住まいのカラーやデザインに合わせて一緒にリフォームすると統一感がでてよい。
◎屋根 雨や日差しを直接受けるため、外壁に比べて劣化しやすい。屋根のメンテナンスは家の寿命を延ばすことにもつながる。
◎ベランダ・バルコニー 家の外観イメージを決める大きなポイント、雨や風が直接触れるので、防水がしっかり機能しているかチェックしておこう
◎破風 屋根の裏側部分に取り付ける板状の部材の事。塗装や、板金材を貼り、雨漏りの対策を行おう。
◎鼻隠し 鼻隠しは軒先の先端に取り付ける板状の部材の事。塗装したり、板金材を貼るなどをして劣化を防ぐ。
◎軒天 屋根の真下にある壁の事。劣化した場合は、防藻・防カビ・防水機能が備わった、通気性のある塗料で塗装する。
◎庇 雨や日差しが室内に入るのを防ぐ役割を持つ。修理の際、開口幅の広いものは、中央部が下がらないように腕木の強度に注意
◎笠木 塀や手すり、こち壁などの町歩に取り付ける仕上げ材。メンテナンスしておかないと雨漏りや下地材の劣化につながる。
◎通気口 外部から空気を取り込む場所。さびなどによる腐食や、通気口まわりの目地の劣化により、雨水が侵入することがあるので注意。
◎窓 断熱性・防音性・防犯性など、住宅機能性と快適性に大きくかかわる場所。窓のリフォームは、様々な問題解決にもつながる。
◎ウッドデッキ(木部) 天然木のウッドデッキは経年変化による劣化が顕著。定期的に塗装するなど、長く使用できるように日ごろからメンテナンスを行おう。
出典:株式会社ザメディアジョン「外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2 WALL&ROOF REFORM」